アシュタンガヨガの先生によって教え方が違って混乱してませんか?
結論
アシュタンガヨガの先生は「専門店の料理人のようなもの」。
先生によってやり方、こだわりが違って当然。
それぞれの先生のやり方を尊重しつつも、
自分なりの練習方法を探す必要がある。
先生が生徒さんにもそのことを知ってもらうようにするとより良いなと思います。
背景
私は複数の先生のアシュタンガマイソールに通って
います。
ただ、先生によって言うことが違って、混乱しています。
どちらの言うことに従うべきなのか。
そして教えるサイドに立って私は「アシュタンガヨガをどう伝えていいのだろうか?」と悩む日々を過ごしていました。(これは今も。)
伝統を守りたいが、私がアシュタンガを届けたい層には伝統のやり方だと時間的制約などあり難しい部分がある。
しかし、ヨガ仲間と会話し、「アシュタンガヨガを提供する先生は専門料理店の料理人のようなものだ」と気がつくことができました。
例えば、オムライス専門店。
オムライスという料理なんだけれど、店によって味が違う。
入れる材料も違うし炒める時間が違う。
ある店は卵にこだわるかもしれないし、
別の店はソースにこだわるかもしれない。
確かに「元祖」というものはあるのだと思うけれど、
元祖をどの店で提供する必要もない。
アシュタンガヨガも先生によってやり方、こだわりがある。
元祖(=伝統)はあり、それをリスペクトしつつも、先生によって細かい所が違うのは当然。
私は「これは伝統から外れるのだが大丈夫なのか?」「ただ伝統だと私がアシュタンガヨガをやってみて欲しい層には届かない」と苦悩していました。
が、私には私なりの提供方法があるかもしれないと気がつくことができました。
そして私が生徒サイドに立って思うことは、2つ。
1つ目。自分が師事する先生を明確に決めておくこと。
これは生徒側の気持ちの持ちようですね。
どの先生に従えば…?と思うなら「私はこの先生に着いていく」と決めてしまうことがオススメ。
ただ、その決心をするまでは時間もかかる、
ということはお伝えしておきます。
2つ目。
先生がアシュタンガヨガの伝え方に差異があることを生徒にしっかり伝えて欲しいということ。
これは生徒から先生に対する要望ですね。
先生が「伝統を守るのが必須」「〇〇先生のやり方はちょっと…」と言われると、
こちらも「どういうこと??」となってしまいます。
アシュタンガヨガはその時の体や心の状態で先生とコミュニケーションが必要なのに、
圧倒的にコミュニケーションの機会が少ないのが残念だとも感じています。
(生徒さんにもそれこそ色んな方がいるので、あえて喋らないのかな??)
まとめ
まずは生徒側が誰の先生に師事するか決めておくこと。
ただし、先生と生徒のコミュニケーションは少なく
決めるまでには時間を要する。
まずは自分なりの「アシュタンガ」の定義を自分の中に確立しよう。

