自分の性質と否が応でも向き合う!? | アシュタンガヨガと怪我の間で

結論

プラクティスを続けていると、小さいころに封印していたり、実は持っていたけど気づいていなかった「本来の自分」に出会うことがあります。
それと対峙するのは、今の自分を曲げることになるので、割としんどいです(笑)
が、本当の自分と今の自分で取っ組み合いの喧嘩をすることで
心の底から何かを諦められた時に心が軽くなると感じています。

背景

私は肩を痛めていました。(まだ完治していない&今は股関節も痛い)
体に痛みがあると、本来の自分と今の自分で練習に対する向き合い方が違うので、心の中で葛藤が生まれてきます。

例えば、私は本来ものすごく怖がりですし、そのくせ完璧主義で、
さらに他人をなかなか信頼できない性質のようです。
すごく怖がりなので、本来の自分を見せたくなくて、
自分は「頑張ってできる人に見られよう」という意識がかなりあることに気が付きました。

先生に対しても信頼しにくいという性質が出てきてしまい「頑張っている自分・完璧にふるまう自分」ばかり押し出していました。
そして怪我をしたときに完璧に装えなかった自分にものすごく失望しました。
これは本来の自分を無視して、上っ面だけを整えたことで失望してしまったのではないかと思います。

怖がっている自分を受け入れて、ありのままでも大丈夫、と今の自分に言い聞かせているのですが・・・
やっぱり最初は喧嘩していました。汗

それでも練習を継続し(もちろん痛いアーサナは軽減する)
先生のクラスに出続けた結果、
ふとある時に「なーんか別に頑張らんでもいいかも」と思えたんです。

そこから徐々に体の痛みもなくなってきて
(というか痛いことを受け入れて無理しなくなった)
今はほぼ治りました。
10か月要しました。汗

このように、怪我・痛みをきっかけに本来の自分と今の自分と戦うことが皆さんにもあるかもしれません。
そんな時はいろんな人に相談して、色んな価値観を自分の中に入れてあげてくださいね。
そうすることで打開策が見えてくるかもしれません。