アシュタンガヨガの「継続年数」=「熟達度」!?
こんな人向けの内容
- アシュタンガヨガの継続年数が短いことに負い目を感じている方
- 「〇〇するなら〇〇年アシュタンガヨガを継続してないとダメ」という思考に陥って自分を責めている方
私の思い
「継続年数=熟達している」という構図には必ずしもならない。(後述)
〇〇年しなきゃダメ、〇〇年してからでないと教えたらダメ、という気持ちを持つより、
アシュタンガそのものを、もっと楽しみましょう。
背景
アシュタンガヨガのやっているとよく聞くこの質問。
「何年アシュタンガヨガを実践していますか?」
周囲には驚く年数を実践されている方もいて、
恐縮するばかりです。
そして年数が指導のバラメータになっていて、
10年継続してから教える事もできる、
というようなことも聞いたことがあります。
「実践年数=熟達度」になっているなぁと個人的には思います。
が、同時に私はその構図に強く疑問を感じています。
それだと例えば極端な話で言うと、
このような式が成り立つのではないでしょうか。
- 月1回×60か月(5年)=60回の実践
- 週6回×60か月(5年)=約1,440回の実践
つまり、年数で換算してしまうと、
実践の数が少なくてもよいとなってしまうわけです。
(ものすごい極端な話なので、あくまで例です)
よって、私は継続年数=熟達しているに対して非常に疑問を覚えます。
もちろんオフザマットの実践もあります。
ただ、各人の背景を知らずに継続年数をもてはやすのは、何だか違うよな、と思う今日この頃です。
それぞれ目指すものや、光るものは違います。
継続年数よりもその人個人にフォーカスを当てる、
その前に自分のプラクティスを見つめる、
というのをやっていきたいですね!
個人的にはアシュタンガヨガを継続しているだけでどの人も素晴らしいと思います。
他の人の様子が気にはなってしまいますが、
比較して落ち込んだり他人を責めるのではなく
まずはアシュタンガヨガのメソッドを自分が楽しみましょう!!

